姫路城の付属庭園「好古園」において弊社の「景観に配慮した水質浄化装置」が採用され、池の水質改善をお手伝いさせていただきました。
95年に西御屋敷跡庭園「好古園」の池に水質浄化装置を導入
92年の開園当初、池は園内の井戸から水を汲み上げ浄化させていたが、水に含まれる窒素やリンが藻の発生を招き、濁りや悪臭などの汚染が拡大してしまう。
そこで、ろ過装置を設置したが、完全な浄化は難しい状態だった。弊社の会長である松原は、微小な泡で洗浄する方法を取り入れた。
その後、改良を重ね、装置内に細菌を植え付けた備長炭を詰め、細菌が光合成による増殖を繰り返し、汚染源の微生物を食べるという仕組みを取り入れた。
池は見事に生まれ変わり、一時は減っていた錦鯉も繫殖し、初夏にホタルが乱舞するまでになった。