テレビで紹介されたCNT入刺身包丁職人が1本1本時間や手間をかけ作り上げた包丁の硬度は一般包丁の約1.5倍と高強度を実現
・CNT鋼・CNT鋼工程・錆び
関連会社 ㈱大成化研(ブランド名:J-MAX)では、CNT(カーボンナノチューブ)を鋼へ添加することにより、硬度が高くなることを発見し、特許を取得いたしました。J-MAX採用の多層カーボンナノチューブ(CNT)3~15n(ナノ)の粉末を純水へ均一に分散させたCNT分散液を開発。独自の方法でCNT分散液を各商品へ均一に配合しております。CNTは、軽量でありながら、硬度は鋼の20倍、熱伝導性は銅の10倍、電気伝導性は銅の1000倍、空気中で750℃耐えられると言った優れた素材です。
CNT鋼
J-MAXのCNT鋼はCNTを配合することにより、硬度が15%向上することを発見し、特許を取得いたしました。折り返し鍛錬法より、鋼にCNTを添加後、折り返し、叩き、CNT添加、折り返し、叩きという工程を15回繰り返し、積層数を32768にしております。職人が1本1本、時間や手間をかけ作り上げる包丁は、オーダーメイドでも製造することが可能です。CNT入り刺身包丁では、テレビ「でんじろうのTHE実験」でも少し紹介されました。
CNT鋼工程
ビッカース硬さHVを測定したところCNT添加なしの鋼材の硬度HV=157に対して、CNT添加ありの鋼材の硬度HV=182となり硬度が約15%向上したという結果になりました。
錆び
CNTの働きにより錆の発生が抑制されることが確認されているCNT添加有の金属表面を見ると割れ数が減少するという結果に(下写真【左:CNTあり】【右:CNTなし】)
CNTありの表面を見ると割れ数が減少する
一方、CNTなしの表面には亀裂がみられ、応力腐食割れが発生するという結果に(下写真【左:CNTあり】【右:CNTなし】)
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